Ubuntu 10.04 LTS デスクトップ版のススメ
インストール前の準備   ドライブの起動順序の設定   テストモードで使用する   インストールの開始   タイムゾーンの選択   キーボードの選択   ディスクの設定(クリーンインストール)   ディスクの設定(デュアルブート)   ユーザー名とコンピュータ名の設定   Windowsファイルと環境のインポート   インストールの実行と完了   固定IPアドレスの設定   PPPoEによるインターネット接続   言語コンポーネントのインストール   デバイスドライバのインストール   プログラムのアップデート  

Ubuntu 10.04 LTS デスクトップにデバイスドライバをインストールする

パソコンには非常に多くのメーカーがあり、星の数ほどの機種が存在しますが、その実体は 大部分が規格品パーツの寄せ集め であって、実をいうと機種ごとにあまり大きな仕様の違いはありません。

Ubuntu 10.04 LTS デスクトップ が、簡単なインストール作業だけでどんなパソコンでも 「とりあえず」 使えるようになるのは、それらの規格品パーツを利用するための 標準的なデバイスドライバ をおざなりにインストールしているからです。

しかしながらディスプレイアダプタや無線LANアダプタのように、パソコンの性能を大きく左右する発展途上のパーツ(デバイス)は、そういった 標準的なデバイスドライバ では おざなりにしか動作せず 、その性能を十分に発揮することはできません。

もしもそういった特殊なデバイス用の最適なデバイスドライバを、すべてインストーラに含めてしまおうとすると、インストールCDはもちろん一枚では済みません。そしてどこかのメーカーが新しいデバイスを発表するたびに、インストールCDにそのデバイスドライバを掲載しなおさなければならなくなります。

このページでは、筆者所有のノートパソコン、

HP Pavilion Notebook PC dv2705/CT

をたたき台にして作成しています。

そこで Ubuntu 10.04 LTS デスクトップ は一通り「おざなりなデバイスドライバ」のインストールを行った後、最適なデバイスドライバが提供可能なデバイスが検出されると、インターネット経由でダウンロードして簡単にインストールできるようになっています。

Ubuntu 10.04 LTS デスクトップ のインストールが終了してパソコンを再起動して少し待つと、検出されたハードウェアで利用できるデバイスドライバが見つかれば、上部パネルの右側にアイコンが表示され、デスクトップに数秒間、インストールを促すメッセージが表示されます。

アイコンをクリックして 「Install Drivers」 を選ぶと、 「ハードウェア・ドライバ」 コントールパネルが開きます。

「ハードウェア・ドライバ」をアイコンからを開く
「ハードウェア・ドライバ」をアイコンからを開く

「ハードウェア・ドライバ」 コントールパネルは、上部パネルの「システム」メニューから「システム設定」→「ハードウェア・ドライバ」でも開くことができます。

「ハードウェア・ドライバ」をメニューからを開く
「ハードウェア・ドライバ」をメニューからを開く

メニューが開いたら、以下のようにデバイスドライバがインストールできるハードウェアのリストが表示されます。

「ハードウェア・ドライバ」のリストから、無線LANアダプタのデバイスドライバを有効にする
「ハードウェア・ドライバ」のリストから、無線LANアダプタのデバイスドライバを有効にする

今回のテスト機では、無線LANアダプタ用のデバイスドライバと、グラフィックアダプタ用のデバイスドライバとがリストアップされています。

まず無線LAN用のデバイスドライバを選択し、 有効にする(A) ボタンをクリックします。すると、以下のような認証のダイアログが表示されますので、 【ユーザー名とコンピュータ名の設定】 で設定したパスワードを入力して 認証する(A) ボタンをクリックします。

デバイスドライバインストール時の認証
デバイスドライバインストール時の認証

するとインターネット上からデバイスドライバが自動的にダウンロードされ、インストールされます。

無線LANアダプタのデバイスドライバのインストール完了
無線LANアダプタのデバイスドライバのインストール完了

グラフィックアダプタ用のデバイスドライバは旧バージョン(バージョン 173)と新バージョン(バージョン current)の二種類がリストアップされていますが、通常は [推奨] のほうだけインストールすればOKです。一覧から選んで 有効にする(A) をクリックして、インストールを実行します。

「ハードウェア・ドライバ」のリストから、グラフィックアダプタの[推奨]デバイスドライバを有効にする
「ハードウェア・ドライバ」のリストから、グラフィックアダプタの[推奨]デバイスドライバを有効にする

ハードウェアの種類によっては、以下のように Ubuntu 10.04 LTS デスクトップ を再起動しなければ有効にならないものもあります。

グラフィックアダプタの[推奨]デバイスドライバのインストール完了(要再起動)
グラフィックアダプタの[推奨]デバイスドライバのインストール完了(要再起動)

一通りインストール作業が終わったところで Ubuntu 10.04 LTS デスクトップ を再起動すればOKです。

上部パネル右端の電源ボタンをクリックして 「再起動...」 を選択して再起動を行ってください。

リストアップされているデバイスドライバをすべてインストールし終われば作業は終了です。

引き続き、 【プログラムのアップデート】 へと進んでください。

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